上海キャリアフォーラムの反省会を行おう
就活はトライ&エラーです。
ただ何となく「やっているだけ」じゃいけません。
ということで、先日20日・21日に行われた「上海キャリアフォーラム」の反省会を行おうと思います。
ぜひお付き合いください。
反省会の重要性
反省会を行うには、反省会のもたらす意味を知り、反省会の必要性を理解しなくてはいけません。
以前「就活の本質」を問う記事で、
就活とは、自身のキャリアをどう描くか、どういう社会人生活を送るか考えるための第一歩
と書かせていただいております。
就活というのは会社に内定をもらうことがゴールなのではなく、また会社の選考で通った・お祈りされたことに一喜一憂することでなく、この時間を通し自分と向き合うことが重要なのです。
つまり反省会は、
- 自分と向き合うことの続き
なのです。
そのため、反省会が重要になります。
自分で向き合いが足りなかったところや、しっかり向き合えていたところをもう一度整理し、今後やるべきことを決めましょう。
準備はバッチリだったか
さて、これ以降は具体的な反省会へ入っていこうと思います。
まず「自分と向き合う」準備がしっかりできていたかを考えていきましょう。
これは比較的抽象的な話になりますが・・・
キャリアフォーラムに「ワクワク」した気持ちで行きましたか?
就活が上手くいく学生、自分との向き合いがしっかりできている学生は、往々にして就活を楽しんでいます。
- 知らない自分がわかるのが楽しい
- 知らない会社、ビジネスを知るとワクワクする
- 業界を知れば知るほどやりたいことが広がる
もし今回のキャリアフォーラムにワクワクを持っていかなかった学生は、もう一度自分と向き合ってみてください。
ワクワクしない就活ほどつまらないものはありません。
ワクワクしない就活は、自分の意志が無いからです。
ぜひ、自発的な自分探しを行ってください。
企業の下調べはバッチリだったか
企業の下調べはバッチリでしたか?
意外と「企業を知る」というのは難しいのです。
今後何かの記事で詳しく書こうと思いますが、今回事前に次のことを調べられたかチェックをしましょう。
- 企業で募集している内容を確認したか
- その企業全体的な事業内容を把握できたか
- その企業でできる仕事のイメージを自分なりに描けたか
- その企業の業界内での立ち位置が理解できたか
- その企業と他社との違いは明確になったか
上海キャリアフォーラムの募集要項を見ることも大切ですが、それだけでわからない情報もあります。
リクナビ・マイナビ等の就活情報サイト、企業ホームページ(採用ページ含む)、その他メディアに出ているニュース、『業界地図』や『就職四季報』などを見て、必ず各自で情報収集が必要になります。
資格の逆算が出来ていたか
また今回のキャリアフォーラムのようにバイリンガル求人用の合同説明会には、少なくとも必要とされる言語に関して一定以上の水準に達している必要があります(今回の場合は、日本語・中国語)
そのため、中国語はできているのは当然で、その証明のため資格があったほうがいいでしょう。
今回キャリアフォーラムに参加した学生の皆さんは、ちゃんと逆算をして資格を取得できていたでしょうか?
バイリンガル求人ともなれば、最低でも、
- HSK6級(210点以上)
- 中国語検定2級(できれば準1級)
を持っておく必要はあるかと思います。
大切なのは反省点を次回に活かすこと
これまで反省点を3つ一緒に見てきました。
大切なのは、ここで反省するべきことを見返し、次回に活かすことです。
もう過ぎてしまったことをどれだけ後悔しても意味はありません。大事なのは、その経験を次に活かし、同じ失敗をしないようにすることです。
就活は、トライ&エラー。
やるだけじゃなく、時折振り返りながら、そして更に大きな一歩を踏み出してください。