【就活初心者必見】「好きなこと」「やりたいこと」から自己分析する
本日は、自分の「好きなこと」や「やりたいこと」から自己分析を深める方法をご紹介しようと思います。
これも決して難しい自己分析の方法ではありません。
前回のモチベーションシートでも、こちらの方法でもどちらを先にやっても構いません。
モチベーションシートを使った自己分析をした人は、
一度そこでわかった結果についてはリセットしてください。
それでは、自己分析を進めましょう!
準備するものを揃える
下準備として、次のものを用意してください。
- 静かな空間
- 1時間、誰にも邪魔されない時間
- A4の紙
- ペン
この自己分析は時間に余裕のある時に行うのがベストでしょう。
特に夜、お風呂など全てのことを済ませ、リラックスしている時に行うのが効果的です。
さて、準備は完了しましたか?
それでは、具体的に「好きなこと」と「やりたいこと」を引き出しましょう。
紙半分に好きなこと・やりたいことを書き出す
A4の紙を横向きにしたら、まずは左側半分を使って「好きなこと」や「やりたいこと」を書き出しましょう。
具体的なことでなくても構いません。
- 自分のやりたいこと
- 自分の好きなこと
- なりたい姿(憧れの姿)
を、抽象的なものでも良いので書いていきましょう。
すぐに実現できそうにないことでも構いません。
とにかく、書けるだけ書きます。
書けることが無い人は、次の観点から考えてみてください。
- こうなれたら自分がハッピーな姿は何か
- 人からどういう人と思われたら嬉しいか
- 人には言っていないけど本当はしてみたいこと
- 自分がワクワクしているのはどんな時か
その理由を深掘りして探し出す
続いてのステップ。今回のメインとなる、理由の深掘りです。
紙の左半分に「好きなこと」や「やりたいこと」の項目を書きました。今回は、その右半分にどんどん書き足していきます。
例えば「旅行が好き」という項目があったとします。
その理由を深掘りしていきましょう。
そうすると「旅行が好き」の本当の理由が見えてきます。
- 旅行で他の人が知らない場所に行き、体験したことを伝えて驚いてもらうことが好き
- 旅行に行くまでに電車を調べたり、スケジュールを組んだり、プランを練ることが好き
- 絶対に観光客が知らないような、美味しいものや隠れスポットを発掘することが好き
同じ「旅行が好き」でも、以上のように「好き」の観点は人それぞれ違うのです。
- 旅行で他の人が知らない場所に行き、体験したことを伝えて驚いてもらうことが好き
というなら、旅行そのものも好きだが、その体験を伝えたりして相手に反応してもらうことが楽しい、となります。
いくつかの項目に共通する「軸」を考える
それぞれの好きなこと、やりたいことには、何かしら共通する「軸」があります。
その「軸」が見えてきたら、今回の自己分析は正解です。
例えば先ほどの例、「旅行そのものも好きだが、その体験を伝えたりして相手に反応してもらうことが楽しい」の人が他にも、
- 接客業をやりたい → 人に喜んでもらえると嬉しいから → 新たな発見を与えられる
という分析があったとしましょう。
この2つの項目では、「相手が今まで体験したことのない発見を教える」という共通の観点が見えてきます。
実はここまでが自己分析の領分で、これ以降は業界研究の領分になります。
- どういうことをしたいのか
- どういうことに喜びを感じるのか
という自分自身を「ちゃんと言語化して」知ることで、次の業界研究の時、どのような仕事をやりたいのかというステップに進めるのです。
今回は「好きなこと」や「やりたいこと」から自己分析の進め方を紹介させていただきました。
今後も自己分析や、具体的に業界研究の方法を引き続き紹介する予定です。