日本人留学生のための就活情報ノート

海外の大学へ留学中の日本人学生に向けて、日本で就職活動を行う際の情報を載せています。もちろん日本国内の大学に通う就活生も役に立つ内容です。

MENU

【就活初心者必見】「好きなこと」「やりたいこと」から自己分析する

f:id:tai89:20181020170354j:plain

本日は、自分の「好きなこと」「やりたいこと」から自己分析を深める方法をご紹介しようと思います。

 

これも決して難しい自己分析の方法ではありません

 

前回のモチベーションシートでも、こちらの方法でもどちらを先にやっても構いません。

kaigaisyukatsu.hateblo.jp

モチベーションシートを使った自己分析をした人は、

一度そこでわかった結果についてはリセットしてください

 

それでは、自己分析を進めましょう!

 

 

準備するものを揃える

下準備として、次のものを用意してください。

 

  • 静かな空間
  • 1時間、誰にも邪魔されない時間
  • A4の紙
  • ペン

 

この自己分析は時間に余裕のある時に行うのがベストでしょう。

 

特に夜、お風呂など全てのことを済ませ、リラックスしている時に行うのが効果的です

 

さて、準備は完了しましたか?

それでは、具体的に「好きなこと」「やりたいこと」を引き出しましょう。

 

紙半分に好きなこと・やりたいことを書き出す

f:id:tai89:20181023212456j:plain

A4の紙を横向きにしたら、まずは左側半分を使って「好きなこと」「やりたいこと」を書き出しましょう。

 

具体的なことでなくても構いません。

  • 自分のやりたいこと
  • 自分の好きなこと
  • なりたい姿(憧れの姿)

を、抽象的なものでも良いので書いていきましょう。

 

すぐに実現できそうにないことでも構いません。

とにかく、書けるだけ書きます。

 

書けることが無い人は、次の観点から考えてみてください。

  • こうなれたら自分がハッピーな姿は何か
  • 人からどういう人と思われたら嬉しいか
  • 人には言っていないけど本当はしてみたいこと
  • 自分がワクワクしているのはどんな時か

 

その理由を深掘りして探し出す

f:id:tai89:20181023212733j:plain

続いてのステップ。今回のメインとなる、理由の深掘りです。

紙の左半分に「好きなこと」「やりたいこと」の項目を書きました。今回は、その右半分にどんどん書き足していきます。

 

例えば「旅行が好き」という項目があったとします。

その理由を深掘りしていきましょう。

 

そうすると「旅行が好き」の本当の理由が見えてきます。

  • 旅行で他の人が知らない場所に行き、体験したことを伝えて驚いてもらうことが好き
  • 旅行に行くまでに電車を調べたり、スケジュールを組んだり、プランを練ることが好き
  • 絶対に観光客が知らないような、美味しいものや隠れスポットを発掘することが好き

 

 同じ「旅行が好き」でも、以上のように「好き」の観点は人それぞれ違うのです。

 

  • 旅行で他の人が知らない場所に行き、体験したことを伝えて驚いてもらうことが好き

というなら、旅行そのものも好きだが、その体験を伝えたりして相手に反応してもらうことが楽しい、となります。

 

いくつかの項目に共通する「軸」を考える

f:id:tai89:20181023213158j:plain

それぞれの好きなこと、やりたいことには、何かしら共通する「軸」があります。

 

その「軸」が見えてきたら、今回の自己分析は正解です。

 

例えば先ほどの例、「旅行そのものも好きだが、その体験を伝えたりして相手に反応してもらうことが楽しい」の人が他にも、

  • 接客業をやりたい → 人に喜んでもらえると嬉しいから → 新たな発見を与えられる

という分析があったとしましょう。

 

この2つの項目では、「相手が今まで体験したことのない発見を教える」という共通の観点が見えてきます。

 

実はここまでが自己分析の領分で、これ以降は業界研究の領分になります。

  • どういうことをしたいのか
  • どういうことに喜びを感じるのか

という自分自身を「ちゃんと言語化して」知ることで、次の業界研究の時、どのような仕事をやりたいのかというステップに進めるのです。

 

 

今回は「好きなこと」や「やりたいこと」から自己分析の進め方を紹介させていただきました。

 

今後も自己分析や、具体的に業界研究の方法を引き続き紹介する予定です。