【終わりなき旅?】就活生が上手に「企業探し」をするためのポイント3点
こんばんは、tai89です。
今回は「企業探し」すなわち企業研究にまつわる記事を書きたいと思います。
「企業探し」は就職活動の後半部分においてもっとも鍵となるポイントです。
自己分析や業界・職種研究において日常の生活の中でどんだけ意識を向けて仕上げたとしても、この企業研究の部分をサボってしまってはより自分にとってベストな企業に行くことはできません。
大切なポイントとなります。ぜひ記事を読み、行動に移せるようにしましょう。
「企業探し」が大事である理由
自己分析や業界研究によって「自分がやりたいこと」「その業界で活かせること」を考えてきました。
しかしそれだけではどのような環境で働けるかはわかりません。なぜなら結局のところは会社によって「仕事」や「環境」は大きく違うからです。
- 同じ業界や職種であっても会社によってやる仕事が違う
- 会社によって待遇が違う
- 会社によって社風や企業文化が違う
そのため、最終的には「企業研究」を進めなければ、自分がどのような働き方をできるのかイメージすることができないのです。
また、それと同時に考えないといけないことは、日本には企業の数が星の数ほどあるということです。その数なんと約420万社。
つまり、自分が一番良いなと思っている企業よりも、もしかしたらやりたいことが実現できる企業があるかもしれないですし、もっと同じ環境でよい待遇の企業があるかもしれないということなのです。
企業探しのポイントを3点
ポイント① 就職四季報を使いこなす
『就職四季報』シリーズは、投資家向けの企業情報『四季報』でお馴染みの東洋経済から発行されている、就活生向けの企業情報本です。
出版社側で特定企業に忖度することなく企業を調査したままの結果を載せており、また企業側としても就活生の印象を良くするためにできるだけ情報開示を行っているため、まさにその会社の実情を知ることができる本です。
大手企業・上場企業1000社ほどが記載されている『総合版』と、地域の優良企業や中堅企業5000社ほどが記載されている『優良・中堅企業版』の2種類が発行されています。
できればどちらも入手したほうが良いでしょう。
こちらは20卒向け、インターンシップ版なので、基本的に『総合版』に近い企業が記載されております。
『優良・中堅企業版』の20卒向けはまだ発表されていませんが、19卒向けのものでも内容は充分参考になります。
ポイント② 合同説明会等のイベントを活用する
大手就活ナビサイトである『マイナビ』や『リクナビ』が主催している合同説明会、自治体が主催している合同説明会など、就活生向けに多くの合同説明会が実施されています。
この合同説明会は目的意識を持って参加しなければ意味はありませんが、たくさんの企業が出展するため「1社でも多くの企業を知る」機会としてもいいでしょう。
(もちろん、業界研究をした上で参加することが良いでしょう)
以下のURL以外でも合同説明会に関する情報は集められます。ぜひ自分で情報収集をして、積極的に参加するようにしましょう。
◆リクナビ(20卒向け)
◆マイナビ(20卒向け)
◆キャリスタ就活(20卒向け)
◆あさがくナビ(20卒向け)
ポイント③ 見本市等の出展企業から調べる
先日更新したこちらの記事では、国際的なイベントに出展する日本企業は日中バイリンガル人材を求めているはずだから、中国に留学中の学生は就活先として候補に入れようというお話をしました。
このように展示会や見本市に出展している企業から、企業探しをするという手もあります。
例えば上記の記事を例とすると、
- この展覧会は中国国内に海外製品を輸入するバイヤー向けのイベント
- そこに出展する日本企業=国外に自社製品などを輸出したい企業
- つまり、この企業に入ればそのような仕事ができる
と考えることができます。
そのため「自社製品などを中国に輸出したり、中国の企業と関係を持つ仕事がしたい」という軸を持つ学生にとって、この出展企業に入社したら、そのような仕事ができる可能性があるのです。
日本最大の展示会主催企業『リード エグジビション ジャパン』のHPには、日本国内で主催されている展示会の情報が記載されています。
開催スケジュール - リード エグジビション ジャパン 株式会社
この情報の中から自分のやりたい仕事に関連しそうな企業が多くいるであろう展示会を探し、出展企業を調べることで、新たに企業を知ることができるかもしれません。
その他には、下記ジェトロのサイトも参考にしてみると良いかもしれません。
※「開催地」で日本国内のイベントを絞ることもできます。
紹介したやり方は一例、大切なのは探し続けること
これまで3つのポイントをご紹介させていただきましたが、これはあくまで一例でしかありません。
他にも企業を知るためには様々な方法がありますし、これらの方法で企業を知ったからといって「企業調べ」を止めてはいけません。
多くの企業を知っている学生ほど、自分の理想としている企業を見つけられる確率が上がります。
自身のキャリアの第一歩目である就職活動。
ぜひ未来の自分のために、頑張ってください。