就活サイトを見てもよくわからない「海外の日本人留学生専用」の就活スケジュールはこれだ!
こんばんは、tai89です。
これまで数十年に及んだ就活ルールの見直しを発端に、これまでの新卒採用の形態自体が見直される時期に入っております。
そのような変化が激しい時代で、どのように就活を進めるべきなのか。
今回は海外大学生の就活スケジュールについて考えてみたいと思います。
就活のスケジュールは22年卒以降大きく変わる
経団連による就活ルールが20年卒を最後に廃止され、今後は政府が主導となり就活ルールを定める方針が決まりました。
最新のニュースでは、2021年春入社の学生に関しては、現行通りのスケジュールが適用されるよう決まったそうです。
現在の大学2年生が対象となる21年春入社の就活ルールを決めた。彼らが大学3年生の3月に説明会を、4年生の6月に面接を解禁する。
以上の状況を踏まえ、海外大学生の就活スケジュールについても考えていきたいと思います。
20年卒・21年卒までの就活スケジュール
日本の大学生の就活スケジュール
日本の大学生:4月入学、3月卒業と想定
3年前期:自己分析、業界分析等
3年後期:業界分析、企業分析
3年3月頃:会社説明会、面談(実質、選考)
4年6月:内定
海外大学生の就活スケジュール
■パターン①:3月入学、1月卒業の場合
この場合、基本的に日本の就活生と大きな違いはありません。
3年前期:自己分析、業界分析等
3年後期:業界分析、企業分析
3年冬休み:一時帰国し会社説明会、面談(実質、選考)
4年6月:内定
ポイントは、3年冬休みの面談(実質、選考)を、冬休みを利用して帰国している間に終わらせることです。
そのためには事前に一時帰国のスケジュール等を企業に伝えた上で、調整をお願いすると良いでしょう。
■パターン②:9月入学、7月卒業の場合
この場合「春入社採用」 と「秋入社採用」の2つに分かれます。
基本的に企業は、新入社員を一括で入社させ、同時に研修を実施することでコスト減を行いたい本音があるので、春入社採用が多いです。
《春入社採用の場合》
パターン①の学生と同じスケジュールで進めるか、次のようなスケジュールで進める学生が多いように感じます。
4年前期:自己分析、業界分析等
4年後期:業界分析、企業分析
卒業後(夏):留学生採用枠で面接、内定
※入社は翌年の春
《秋入社採用の場合》
一部大手企業などで進められている秋入社の場合は、パターン①の学生と同じスケジュールで進められることが多いです。
22年卒以降の就活スケジュール
まだ具体的なスケジュールは決まっておりませんが、日本の大学生・海外大学生問わず、さらなるスケジュールの前倒しが想定されます。
そのため、1年生のうちから、自分のやりたいことを考え、自分と向き合い、日々努力していくことが求められるでしょう。
3年前期には履歴書を書け、面接できる準備が必要
21年卒以前の学生にしろ、それ以降の学生にしろ、特に春入学した海外大学生の場合、日本の大学生同様に、3年生前期には履歴書を書け、面接できる準備をする必要があります。
そのためにも、日々の過ごし方、自分と向き合っているかということが問われるように思います。
ぜひ、こちらの記事も参考に、早い段階から就活の準備を進めてほしいと思います。